沖縄の民宿カミーノ　晴れ時々ウクレレ

はいさい。さとしです。

一生旅をしていたいと思った事はありますか？

ボクは今もずっと思ってる。

はじめてひとり旅に行った時、

乗り継ぎの為、降りたクアラルンプールの空港には、

ガラス張りの天井から日の光が辺りいっぱいに差し込んでいた。

光が降り注ぐ誰もいない広い待ち合いゲートで旅のはじまりに感情を抑えきれず、

ボクは、一人で大泣きした。

「生まれたときから、これがしたかった。」って内側の自分が言った。

「そうだ、そうだな。」って自分だと認識できる自分が泣きながら

内側の自分に返事を返した。

居心地のいい家を出て、期待と不安と好奇心の未知なる世界への冒険に

はじめて飛び出したときのあの気持ちをずっと忘れない。

自分を縛るのは、自分でしかない。

自分を自由にするのは、自分でしかない。

なりたい人になろうって思う事から全てははじまる。

変わろうとする時、人から痛烈に批判される事がある。

でも、自分の事を否定するのをできるだけ辞めるようにした。

そしたら、人を否定する気持ちがどんどんなくなってきた。

そして、世界が変わった。

どこにだって行ける、誰にだってなれる。

あの日以来、ずっと旅の途中。

結婚したので、今は２人旅。

カミーノを歩こうとヒトミさんと民宿をはじめて３年。

いい人たちに本当に出会えた。

沢山の人に助けてもらった。

全てはヒトミさんのおかげで、この３年間で出会った全ての人の思いが、

喜びも悔しさも涙も笑いもその全てが、ボクたちをカミーノへ

連れてってくれるんだと今、本当にそう思えます。

善も悪もない、好きも嫌いも無い、全てのみなさんに感謝しています。

ありがとうございます。

カミーノという道を歩いたその後の事は、ぶっちゃけ決まって無いんですが。。。。

だから歩きにいくんです。行けばわかるさ！

それでは、みなさま７月にまたお会いしましょう。

今までありがとうございました。　さとし＆ひとみ